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涼しいはずなのに、なぜか不調?6月から始まる「冷房冷え性」を漢方で防ごう

涼しいはずなのに、なぜか不調?6月から始まる「冷房冷え性」を漢方で防ごう

こんにちは。サイコウブログです。

「冷房をつけたら涼しくて快適…のはずなのに、なんだか体がだるい」 「オフィスから出ると、外の暑さにめまいがする」 「夏なのに、手足が冷たい。お腹も冷えている気がする…」

6月に入ると、オフィスや電車、お店など、いろんな場所で冷房が本格的に効き始めますよね。「暑い夏に冷房は必須!」と思いがちですが、実はこの時期、冷房によって「冷え性」が始まる人がとても多いんです。

しかも、この冷房による冷えは、冬の冷え性とはまた違ったタイプの不調。「夏なのに冷え性だなんて、おかしいのでは…」と思う方もいるかもしれませんが、これは決して珍しいことではありません。

今回は、6月から本格化する「冷房冷え性」がなぜ起こるのか、そして漢方を使った予防・改善方法についてお話しします。

なぜ、冷房で「冷え性」になってしまうのか

1. 室内と室外の温度差が、体に大きな負担をかける

6月以降、外は気温が25℃を超える日も増えてきます。一方、オフィスや電車の中は、冷房で20℃台前半まで下げられていることも多いんです。

この5〜10℃以上の温度差を、私たちの体は1日に何度も経験しています。

起こる変化 ・外に出ると、体が「暑い」と感じて血管が広がる ・冷房の効いた室内に入ると、今度は「寒い」と感じて血管が縮む ・この「広げる」「縮める」を1日に何度も繰り返す

体にとって、これはかなりのストレスなんです。

2. 自律神経が、温度調整についていけなくなる

体温を調整しているのは自律神経(交感神経と副交感神経)です。本来、夏は体を涼しく保つために働く神経ですが、極端な温度差が続くと、この調整機能がうまく働かなくなってしまいます。

起こる現象 ・体が「温めるべきか、冷やすべきか」混乱する ・血管の収縮・拡張がスムーズにいかなくなる ・手足など体の末端への血流が悪くなる

これが、夏なのに手足が冷たくなる「冷房冷え性」の正体なんです。

3. 薄着で冷房に当たり続けることで、体が芯から冷える

夏は薄着が増えますよね。半袖、ノースリーブ、スカートなど、肌の露出が多い服装で冷房の効いた空間に長時間いると、知らないうちに体が芯から冷えてしまいます。

起こる現象 ・お腹や腰回りが直接冷やされる ・内臓の働きが低下する ・代謝が落ちて、むくみやすくなる

特にデスクワークで長時間冷房に当たり続ける方は、この影響を強く受けやすいんです。

4. 冷たい飲み物・食べ物の摂取が増える

暑くなると、つい冷たい飲み物やアイスを口にする機会が増えますよね。でも、冷房で体が冷えている状態にさらに冷たいものを取り込むと…

起こる現象 ・体の内側からさらに冷える ・胃腸の働きが落ちる ・消化不良や食欲不振につながる

「冷房で外側から冷え、冷たい食べ物で内側からも冷える」というダブルの冷えが、6月以降に起こりやすいんです。

冷房冷え性で起こりやすい症状

手足の先が冷たい 夏なのに手足が氷のように冷たくなることがあります。

お腹の調子が悪い 冷えた胃腸は、下痢や便秘を引き起こしやすくなります。

だるさ・疲れやすさ 体が温度調整に多くのエネルギーを使うため、疲労がたまりやすくなります。

肩こり・頭痛 血流が悪くなることで、肩や首がこり、頭痛につながることもあります。

むくみ 代謝が落ちることで、特に下半身がむくみやすくなります。

生理不順や生理痛の悪化 体の冷えは、女性特有の不調にも影響しやすいんです。

冷房冷え性を予防・改善する生活習慣

1. 冷房の温度・風向きを工夫する

実践のコツ ・室温は28℃前後を目安にする ・冷房の風が直接体に当たらないようにする ・冷房の効いた部屋では、ひざ掛けやストールを活用する

2. 体を冷やさない服装を心がける

実践のコツ ・薄手のカーディガンや羽織りものを常に持ち歩く ・お腹や腰を冷やさないよう、腹巻きやインナーを活用する ・靴下やレッグウォーマーで足元を保護する

3. 温かい飲み物を意識的に摂る

実践のコツ ・冷たい飲み物だけでなく、常温や温かいお茶を選ぶ ・朝は白湯を1杯飲む習慣をつける ・冷たいものを飲むときは、ゆっくり少しずつ

4. 入浴でしっかり体を温める

実践のコツ ・夏でも、シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる ・38〜40℃程度のお湯に15分ほど浸かる ・就寝の1時間前に入浴すると、寝つきも良くなります

5. 軽い運動で血流を促す

実践のコツ ・1日15〜20分程度のウォーキング ・お風呂上がりに軽いストレッチ ・座り仕事の方は、1時間に1回、体を動かす

6. 体を温める食材を取り入れる

実践のコツ ・生姜、ねぎ、にんにくなど温性の食材を意識的に ・冷たい麺類だけでなく、温かい汁物も組み合わせる ・夏野菜は体を冷やしやすいので、加熱して食べる

冷房冷え性を、漢方でしっかりサポート

冷房による冷えは、体質に合わせた漢方でしっかり改善することができるんです。

手足の先が冷たく、血流が悪い場合

当帰四逆散(とうきしぎゃくさん)

こんな時に役立ちます ・手足の先が氷のように冷たい ・冷えるとしびれを感じることがある ・冷房の効いた場所にいると、特に手足が冷える

どんな働きをするの? 体の末端まで血を巡らせて、冷えからくる手足の冷たさを改善してくれます。冷房環境で過ごす方に、特に向いている漢方です。

全身が冷えて、疲れやすい場合

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

こんな時に役立ちます ・体が冷えやすく、疲れやすい ・むくみが気になる ・生理周期に合わせて不調が出やすい

どんな働きをするの? 血の巡りを良くしながら、体に必要な栄養を届けてくれます。冷えと血流不足からくる不調を、やさしく整えてくれるんです。

下半身、特に腰から下が冷える場合

苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)

こんな時に役立ちます ・腰から下が冷たく感じる ・冷えると腰や足が重だるい ・むくみやすい

どんな働きをするの? 体の中の余分な水分を取り除きながら、下半身を温めてくれます。冷房で冷えやすい下半身に、特に効果的なんです。

冷えとむくみ、頭重感が一緒に出る場合

五苓散(ごれいさん)

こんな時に役立ちます ・冷房の効いた部屋にいると頭が重い ・むくみやすい ・のどが渇くのに、尿量が少ない

どんな働きをするの? 体内の水分バランスを整えて、むくみと冷えを同時に改善してくれます。冷房によるだるさにも、心強い味方です。

冷えで胃腸が弱り、食欲が落ちている場合

人参湯(にんじんとう)

こんな時に役立ちます ・冷房で胃腸が冷えて、食欲がない ・お腹がゆるくなりやすい ・手足も一緒に冷える

どんな働きをするの? 冷えた胃腸をじんわり温めて、消化機能を取り戻してくれます。冷たい飲食物でダメージを受けた胃腸の回復をサポートします。

あなたの冷えの状態に合った漢方を見つけよう

冷房冷え性は、人によって出方がさまざまです。大切なのは、今のあなたの冷えの状態に最も合った漢方を見つけることなんです。

当薬局などの薬局で、薬剤師さんに「冷房で体が冷えてしまって…」と相談すれば、あなたの体質と症状を見ながら、ぴったりな漢方を選んでくれます。

漢方は、6月からの冷房冷え性を、しっかりサポートしてくれる、心強い味方なんですよ。

冷房冷え性対策チェックリスト

6月からの冷房冷え性に対応するために、これらを実践できているか、チェックしてみてください。

・□ 冷房の温度を28℃前後に設定している
・□ 冷房の風が直接当たらないようにしている
・□ 羽織りものや靴下を常に持ち歩いている
・□ 冷たい飲み物だけでなく、温かい飲み物も摂っている
・□ 夏でもお風呂にしっかり浸かっている
・□ 1日15〜20分程度、体を動かしている
・□ お腹や腰回りを冷やさないようにしている
・□ 必要に応じて、漢方薬を飲んでいる

全部できなくても大丈夫。いくつかを意識するだけで、冷房冷え性が大きく改善しますよ。

さいごに

冷房による冷えは、「夏だから関係ない」と思われがちですが、実はとても多くの人が経験している不調なんです。涼しさを求めて冷房に当たり続けた結果、体が知らないうちに冷えてしまっている。それだけのことなんですよ。

羽織りものを1枚持ち歩く、温かい飲み物を選ぶ、お風呂でしっかり温まる。こうした小さな工夫の積み重ねで、体は少しずつ快適さを取り戻していきます。

そして、漢方のサポートを受けることで、さらに効果的に冷えを改善することができるんです。

「冷房で何だか調子が悪い…」と感じているなら、当薬局に気軽に相談してくださいね。漢方のサポートで、暑い季節を快適に過ごすお手伝いをします。

涼しく、そして元気な夏を過ごせるよう、一緒に頑張りましょう。あなたの心身の健康を、応援しています!

※この記事は一般的な情報提供を目的としています。症状が続く場合は、医師や薬剤師にご相談ください。