こんにちは。サイコウブログです。
2月14日のバレンタインデー。この季節、チョコレートをもらったり、自分へのご褒美として食べたりする方も多いのではないでしょうか。ただし、甘いチョコレートをたくさん食べると、肌荒れや乾燥肌が悪化するのでは…と心配な方も多いですよね。
実は、チョコレートには素晴らしい栄養価が隠れているんです。選び方と食べ方さえ気をつければ、バレンタインデーを楽しみながら、健康や美肌を保つことができます。今回は、チョコレートの栄養面での利点と、甘いものが肌に与える影響についてお話しします。
チョコレートに隠れた栄養価
チョコレートは「ぜいたく品」というイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、特にダークチョコレート(カカオ含有量が高いもの)には、私たちの体に嬉しい栄養素がたっぷり含まれているのです。
1. ポリフェノール(抗酸化作用)
カカオに豊富に含まれるポリフェノールは、強い抗酸化作用を持っています。これは、体が酸化(老化)するのを防ぎ、お肌の老化を遅らせてくれるのです。
期待できる効果
- お肌の老化防止
- 肌荒れの予防
- 肌のハリと弾力の保持
カカオ含有量70%以上のダークチョコレートなら、より多くのポリフェノールが含まれています。
2. マグネシウム(ストレス緩和と血流改善)
チョコレートに含まれるマグネシウムは、ストレスを軽減し、心身をリラックスさせてくれます。また、血液の流れをスムーズにして、お肌に栄養が届きやすくなるのです。
期待できる効果
- ストレス軽減
- 血行促進
- 肌への栄養供給がスムーズに
冬の寒さで血の巡りが悪くなっている時期には、特に嬉しい栄養素です。
3. 鉄分(貧血予防と肌色改善)
特にダークチョコレートには、鉄分が含まれています。貧血を予防するとともに、お肌に血色を与えてくれます。
期待できる効果
- 貧血予防
- 肌色が明るく見える
- 疲れやすさの改善
4. 食物繊維(腸内環境の改善)
チョコレートに含まれるカカオには、食物繊維も含まれています。腸内環境が整うと、栄養の吸収がよくなり、肌の調子も改善されます。
期待できる効果
- 腸内環境の改善
- 栄養吸収の向上
- 肌荒れの予防
甘いものと乾燥肌の関係性
一方で、砂糖をたくさん含むお菓子を食べ過ぎると、乾燥肌が悪化してしまいます。その理由を解説します。
糖分の過剰摂取がお肌に与える悪影響
1. ビタミンB群が消費される
甘いものを食べると、その糖分を分解するために、体はビタミンB2やB6を大量に消費します。これらは、お肌のターンオーバー(生まれ変わり)を整える重要な栄養素です。不足すると、肌の新陳代謝が落ちて、古い角質が溜まり、乾燥が悪化してしまうのです。
2. タンパク質が糖化される
糖分が多すぎると、タンパク質と結合して「糖化」という現象が起こります。これは肌の弾力の素となるコラーゲンを傷つけてしまい、お肌がカサカサになってしまうのです。この過程を「AGE(終末糖化産物)」の生成と呼びます。
3. 体が冷えて血の巡りが悪くなる
漢方の考え方では、白砂糖は体を冷やす食材と考えられています。冬に甘いものを食べ過ぎると、体が冷えて、血の巡りが悪くなってしまいます。血の巡りが悪いと、お肌に必要な栄養が届きにくくなり、乾燥肌が悪化してしまうのです。
4. 水分が奪われる
糖分が高い食べ物を食べると、体内の水分が糖分の浸透圧に吸収されて、細胞から水分が奪われてしまいます。これは、お肌の水分不足に直結します。
乾燥肌が悪化しやすいお菓子の特徴
- 砂糖の量が多い
- 油分が多く、体を冷やす
- 添加物が多い(栄養価が低い)
- 油の質が悪い(トランス脂肪酸が含まれている可能性)
このようなお菓子は、乾燥肌を悪化させるだけでなく、肌荒れを招いてしまいます。
バレンタインデーを楽しみながら乾燥肌を守る方法

では、バレンタインデーを楽しみながら、肌への負担を減らすにはどうしたらいいでしょうか?
1. ダークチョコレートを選ぶ
チョコレートを食べるなら、カカオ含有量70%以上のダークチョコレートを選びましょう。砂糖の量が少なく、ポリフェノールがたっぷり含まれています。
おすすめの目安
- カカオ70%以上(できれば85%以上)
- 砂糖の少ないもの
- 添加物の少ないもの
1日25~30g程度(一口サイズで5~6個)が目安です。
2. 食べるタイミングを工夫する
チョコレートを食べるなら、夜寝る前ではなく、昼間に食べることをおすすめします。昼間なら、その後の活動で糖分が消費されやすく、血糖値の上昇も緩やかです。
また、食事の後に食べると、血糖値の急上昇を防ぎやすくなります。
3. ビタミンB群を意識的に摂る
チョコレートを食べた日は、ビタミンB群を多く含む食事を心がけましょう。これにより、糖分の分解をサポートし、肌へのダメージを最小限に抑えられます。
ビタミンB群を多く含む食べ物
- 卵、納豆などの大豆製品
- レバーなどの肉類
- 魚類(特にカツオやマグロ)
- アーモンドなどのナッツ類
4. タンパク質をしっかり摂る
タンパク質は、肌の細胞を作る材料です。甘いものを食べた日こそ、タンパク質をしっかり摂って、肌の修復を助けましょう。
タンパク質が豊富な食べ物
- 肉、魚、卵
- 大豆製品
- チーズ
5. こまめに水分補給する
甘いものを食べた後は、こまめに水分を摂りましょう。白湯や温かいお茶がおすすめです。この際、カフェインの多いコーヒーよりも、カフェイン控えめのお茶を選ぶと、さらに効果的です。
6. 保湿ケアを念入りに
バレンタインデーの前後は、いつも以上に入浴後のスキンケアを大切にしましょう。お風呂から出て5分以内に、保湿クリームやローションを塗ることが大切です。
バレンタインデーの食事例
朝食
- オムレツ(卵2個)
- 納豆ご飯
- 温かいお味噌汁
- フルーツ(みかんなど)
昼食
- サバの塩焼き
- ほうれん草のおひたし
- ご飯
- ダークチョコレート(25~30g)
夕食
- 鶏肉と野菜の炒め物
- 豆腐のお味噌汁
- ご飯
夜間の飲み物
- ノンカフェインのお茶や白湯
- あたたかい飲み物がおすすめ
バレンタインデーで避けたい食べ物
砂糖がたっぷりのチョコレート
ホワイトチョコレートや、キャラメルがたっぷり入ったチョコレート、砂糖でコーティングされたチョコレートなどは、砂糖が多すぎます。乾燥肌が気になる時期は避けましょう。
揚げたお菓子
揚げたドーナツやフライドポテトなど、油分が多いお菓子は、体を冷やし、血の巡りを悪くします。
生クリームがたっぷりのケーキ
生クリームは、油分が多く、また冷えた状態で食べることになるため、体が冷えやすいです。バレンタインデーシーズンは控えめにしましょう。
甘いものを食べ過ぎてしまった時の対策
その日のうちに対処する
もし、バレンタインデーに甘いものをたくさん食べてしまった場合は、その日のうちに対策を立てましょう。
やるべきこと
- ビタミンB群を多く含む食事を夜食べる
- こまめに水分補給する
- いつも以上に保湿ケアを丁寧に行う
- 温かいお風呂に浸かって、血の巡りを良くする
翌日以降の対策
翌日以降は、3~4日かけて、ビタミン豊富な食事を心がけましょう。これにより、体が糖分の影響から回復するのをサポートできます。
おすすめの食材
- 緑黄色野菜(ほうれん草、小松菜、にんじん)
- 魚類(特に青魚)
- 大豆製品
- ナッツ類
まとめ
バレンタインデーは、愛する人への気持ちを伝える素敵な日です。チョコレートの栄養価を理解すれば、罪悪感なく楽しむことができます。
ダークチョコレートを選び、食べるタイミングを工夫し、ビタミンB群やタンパク質をしっかり摂ることで、肌への負担を最小限に抑えながら、バレンタインデーを楽しみましょう。
冬の乾燥肌の改善の途上にあっても、こうした工夫で、健康と美肌を両立させることは十分可能です。バレンタインデーを笑顔で迎えてくださいね。
何か気になる症状や、肌の調子についてご質問がある場合は、お気軽に当薬局にご相談ください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。個々の体質や症状によって最適な対応は異なりますので、詳しくは薬剤師や医師にご相談ください。