こんにちは。サイコウブログです。
6月の梅雨時期が来ると、決まって偏頭痛に悩まされる…そんな方、いませんか?
「朝起きた時から頭痛がある」「天気が悪い日は、必ず頭が痛くなる」「梅雨時期は常に頭がズキズキしている」。こんな経験をされた方、結構多いんですよ。
実は、これって「気のせい」ではなく、梅雨特有の「気圧と湿度」が、ちゃんと関係しているんです。そして、その仕組みを理解すれば、漢方を使って改善することができるんですよ。
今回は、梅雨時期の偏頭痛の原因と、その対処法についてお話しします。
梅雨時期に偏頭痛が増える理由

なぜ、梅雨になると頭が痛くなるのか
1. 気圧の低下で、脳の血管が拡張する
梅雨時期は、気圧が低い日が続きます。気圧が低くなると、体の中の気圧とのバランスが取れなくなるんです。
起こる現象
- 体の中の気圧が相対的に高くなる
- 脳の周りの血管が膨張する
- 膨張した血管が、周りの神経を圧迫する
- その結果、頭痛が起こる
これが、気圧低下による偏頭痛の仕組みなんです。
2. 湿度が高いことで、体が「むくみ」やすくなる
梅雨時期の高い湿度は、体にいろいろな影響を与えるんです。
起こる現象
- 体が水分を吸収しやすくなる
- 体がむくみやすくなる
- 脳の周りもむくんで、圧力が高まる
- その圧力が、頭痛を引き起こす
つまり、「湿度が高い=体がむくむ=頭痛になりやすい」という仕組みなんですよ。
3. 自律神経が乱れて、血管のコントロールができなくなる
気圧の変化は、自律神経を乱します。自律神経が乱れると、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなるんです。
起こる現象
- 交感神経と副交感神経のバランスが崩れる
- 血管が急に拡張したり、収縮したりする
- その急激な変化が、頭痛を引き起こす
この「血管の急激な変化」が、梅雨時期の偏頭痛の大きな原因なんです。
4. セロトニンが低下する
気圧低下と湿度の高さは、脳内のセロトニン(幸せホルモン)の分泌を低下させるんです。セロトニンは、血管の収縮をコントロールする役割を果たしているので、低下すると頭痛が起こりやすくなります。
起こる現象
- セロトニン分泌が低下する
- 血管のコントロールがうまくいかなくなる
- 偏頭痛が起こりやすくなる
梅雨時期に気分が落ち込みやすいのと、偏頭痛が起こりやすいのは、実は同じ原因(セロトニン低下)なんです。
梅雨時期の偏頭痛の特徴
前兆がある場合がある
視野の端がチカチカしたり、ギザギザした光が見える「閃輝暗点」が、頭痛の前に起こることがあります。
片側だけ痛む
両側が痛いのではなく、左側だけ、右側だけ…という具合に、片側が痛むのが偏頭痛の特徴です。
ズキズキとした拍動性の痛み
「ズキンズキン」と、心臓の鼓動に合わせて痛むような感じです。
吐き気や嘔吐を伴うことがある
頭痛が強いと、吐き気や嘔吐も起こることがあります。
音や光に敏感になる
梅雨時期の偏頭痛が起こると、普通の音が大きく聞こえたり、光が眩しく感じたりします。
梅雨時期の偏頭痛の症状と対処法
偏頭痛が起こった時の対処法
1. 暗い場所で、静かに休む
偏頭痛が起こったら、まずは刺激から自分を守ることが大切です。
実践のコツ
- 照明を暗くする
- スマホやPC を見ない
- テレビも消す
- 静かな環境を作る
暗くて静かな環境にいるだけで、症状が軽くなることもあります。
2. 冷たいものと温かいものを使い分ける
偏頭痛には、温度の使い分けが効果的なんです。
実践のコツ
- 頭部を冷やす(氷枕やアイスパック)
- 首や肩は温める(温かいお風呂や湿布)
血管が拡張して起こる偏頭痛には、頭を冷やすのが効果的。一方、肩こりが原因の頭痛には、温めるのが効果的です。
3. カフェインを摂取する
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは、血管を収縮させるのに役立つんです。
実践のコツ
- 偏頭痛が起こったら、コーヒーや紅茶を1杯飲む
- ただし、毎日大量に摂取するのは避ける
カフェインは、偏頭痛の応急処置として役立ちますが、毎日の予防にはなりませんので注意です。
4. 水分補給に気をつける
脱水状態は、偏頭痛を悪化させます。でも、梅雨時期は湿度が高いから…と油断していませんか?
実践のコツ
- こまめに水分補給する(白湯やぬるい水)
- 冷たいものではなく、常温か温かいものを選ぶ
- アルコールやカフェインの摂りすぎは避ける
医療機関に相談するべき場合
以下の場合は、医師に相談してください。
- 頭痛の激しさや場所が、今までと違う
- 頻度がどんどん増えている
- 手足のしびれや言語障害がある
- 高熱がある
- 意識がもうろうとしている
梅雨時期の偏頭痛でも、「いつもと違う」と感じたら、医師の診断を受けることが大切です。
漢方を使った偏頭痛の改善方法

梅雨時期の偏頭痛は、漢方でしっかり改善することができるんです。症状の特徴に応じた漢方を選ぶことが大切なんですよ。
気圧低下による頭痛がある場合
五苓散(ごれいさん)
こんな時に役立ちます
- 気圧が低い日に頭痛がある
- 体がむくみやすい
- 尿量が減っている感じがする
- 頭が重い感じがする
どんな働きをするの? 体の余分な水分を排出し、むくみを取ってくれます。梅雨時期の「湿度によるむくみ」を改善し、頭痛を軽くするのに役立つんです。
体が冷えやすく、梅雨時期に頭痛がある場合
呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
こんな時に役立ちます
- 朝方に特に頭痛がひどい
- 体が冷えやすい
- 胃腸も一緒に不調になる
- 温かいものを飲むと楽になる
どんな働きをするの? 体を温めながら、気の流れを改善し、血管の異常な拡張を防いでくれます。冷えが原因の頭痛に、特に効果的なんです。
月経周期に合わせて頭痛が起こる場合
加味逍遥散(かみしょうようさん)
こんな時に役立ちます
- 月経前後に頭痛が強くなる
- ホルモンバランスが乱れている感じがする
- イライラと頭痛が一緒に出ている
- 梅雨時期に症状が強くなる
どんな働きをするの? ホルモンバランスを整えながら、気の流れを改善し、血管の異常を防いでくれます。女性の梅雨時期の頭痛に、特に役立つんです。
脳の血流が悪い場合
天麻(てんま)を含む漢方
こんな時に役立ちます
- 頭痛とともにめまいがある
- 頭がボーっとしている
- 血流が悪い感じがする
- 首や肩が硬い
どんな働きをするの? 脳の血流を改善し、頭痛を軽くするのに役立ちます。天麻は、梅雨時期の頭痛に昔から使われてきた、信頼できる漢方素材なんです。
あなたの頭痛のタイプに合った漢方を見つけよう
梅雨時期の偏頭痛は、人によってそのメカニズムが異なります。大切なのは、今のあなたの頭痛のタイプに最も合った漢方を見つけることなんです。
当薬局などの薬局で、薬剤師さんに「梅雨時期になると偏頭痛が…」と相談すれば、あなたの頭痛の特徴と体質を見ながら、ぴったりな漢方を選んでくれます。
漢方は、梅雨時期の偏頭痛を、しっかりサポートしてくれる、心強い味方なんですよ。
梅雨時期の偏頭痛を予防する生活習慣
1. 毎日の気圧情報をチェックする
スマートフォンのアプリで、気圧情報が見られるんです。気圧が低い日を予測することで、事前に対策することができます。
実践のコツ
- 天気予報アプリで気圧情報を確認する
- 気圧が低い予報の日は、早めに漢方薬を飲む
- その日は、無理な予定を入れない
事前に知ることで、心の準備ができて、症状を軽くできることもあります。
2. 朝日を浴びる習慣
セロトニンを増やすには、朝日が効果的なんです。梅雨時期でも、朝が明けたら外に出て、朝日を浴びましょう。
実践のコツ
- 毎朝、同じ時間に起床する
- 起床後15~20分以内に、朝日を浴びる
- 雨の日でも、外の光を浴びる(窓越しでもOK)
朝日を浴びることで、セロトニンが増え、偏頭痛が起こりやすくなるのを防げます。
3. 十分な睡眠を心がける
睡眠不足は、偏頭痛の大きなトリガーなんです。
実践のコツ
- 毎晩、同じ時間に寝る
- 最低7時間の睡眠を心がける
- 就寝の1時間前から、スマホを見ない
梅雨時期は、自律神経が乱れやすいので、特に睡眠を大切にしましょう。
4. 適度な運動をする
軽い散歩やヨガなどの運動は、血行を改善し、偏頭痛を予防するのに役立ちます。
実践のコツ
- 毎日15~20分の散歩
- 週3~4回のヨガ
- 無理のない範囲で続ける
ただし、梅雨時期に激しい運動は避けましょう。疲労がたまると、偏頭痛が悪化することがあります。
5. ストレス管理を心がける
梅雨時期は、気分が落ち込みやすく、ストレスが増えやすい時期です。意識的にストレスを軽くすることが大切です。
実践のコツ
- 瞑想やマインドフルネス
- アロマテラピー
- 好きな音楽を聴く
- 好きな人と過ごす時間
心が健康になると、偏頭痛も起こりやすくなるのを防げます。
梅雨時期の偏頭痛チェックリスト
梅雨時期の偏頭痛に対応するために、これらを実践できているか、チェックしてみてください。
- □ 気圧情報を毎日確認している
- □ 毎朝、朝日を浴びている
- □ 毎晩、同じ時間に寝ている
- □ 7時間以上の睡眠を取っている
- □ 毎日、軽い散歩をしている
- □ ストレス管理に気をつけている
- □ こまめに水分補給している(常温か温かいもの)
- □ 必要に応じて、漢方薬を飲んでいる
全部できなくても大丈夫。いくつかを意識するだけで、梅雨時期の偏頭痛が大きく改善しますよ。
さいごに
梅雨時期の偏頭痛は、「気のせい」ではなく、気圧と湿度という現実がもたらす、科学的な現象なんです。その仕組みを理解すれば、対策も見えてくるんですよ。
気圧情報をチェックし、朝日を浴び、十分な睡眠を心がけることで、梅雨時期の偏頭痛を大幅に予防することができます。そして、漢方のサポートを受けることで、さらに効果的に改善されるんです。
梅雨時期の偏頭痛で悩んでいるなら、当薬局に気軽に相談してくださいね。漢方のサポートで、梅雨時期を快適に乗り越えるお手伝いをします。
梅雨時期も、頭痛のない快適な日々を過ごしましょう。あなたの健康を、応援しています!
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。頭痛が続く場合は、医師や神経科医に相談してください。